宮森敬子さんは現在、ニューヨークを拠点に、「世界各地の樹皮模様を和紙に写す」活動をしながら作品を制作しています。今回の浄月庵展では、有島武郎の辿った「土地の軌跡」に注目し、その土地を実際に旅し、「有島に関わる地の樹木の拓本」と、「有島武郎の著書、彼が影響を受けた本」の2つを材料に作品をつくり、インスタレーション展示をおこないます。また有島関連の本を使い、展示のキーとなる有島の言葉も同時に紹介します。
8月3日(土)13時~「軽井沢高原文庫の会」が開催されます。(2019/07/31)
今回、夏季特別展覧会にちなんで、加賀乙彦館長、俳優の山本芳樹、笠原浩夫、岩﨑大、矢代朝子5氏が、「加賀乙彦あれこれ―文学者として、精神科医として伝えたいこと―」というテーマで、今年90歳となった加賀乙彦館長を囲んでエッセイの朗読とおしゃべりをしていただきます。