軽井沢高原文庫
イベント情報
2016年7月23日(土)~10月10日(月)(終了しました)
「僕は歩いてゐた 風のなかを」。堀辰雄は「詩集」の中で、そう記しました。今から130年前の1886年(明治19)、軽井沢はカナダ人宣教師によって避暑地として見出されました。以降当地は、文学者などからも愛される土地になり、様々な作品に描かれ、独特の文学風土を育んできました。緑豊かな自然や戦争の時代の社会情勢など、作家たちは時代ごとに各々の視線で当地を描写しています。今展では、明治から昭和までに発表された、優れた「軽井沢文学」をご紹介します。室生犀星、堀辰雄、川端康成、遠藤周作らを始めとする多くの作家たちが、小説や詩、随筆、俳句、短歌等でいかに軽井沢を描いたのか。原稿・書簡・絵画・初出誌・写真など約250点に及ぶ資料から、文学者の目で見た「130年の軽井沢」を展観いたします。
2016年3月1日(火)~4月18日(月)(終了しました)
東日本大震災(2011・3.11)から5年を迎えるのを機に、浅間山の噴火活動に関連する、文学にあらわれた噴火や噴煙を描写した作品を、肉筆資料、著作、初出紙誌などで紹介します。今回は、一昨年の御嶽山の噴火についても一部紹介。全国文学館協議会・第4回共同展示(今回のテーマ「3.11 文学館からのメッセージ」)に4年連続で参加するもの。
2016年4月22日(金)~7月18日(月)(終了しました)
2015年2月、軽井沢で暮らした新聞記者・写真家の幅北光(1905-1983)氏のご遺族から、幅氏が1930~70年代にかけ、当地で撮影した人物・風景・建築等の写真約千点余を寄贈いただきました。昨年春、その中から、主に文学者を中心に写真約100点と文学関連資料約150点を紹介しました。今回は、その第二回として、幅氏が撮った軽井沢の風景、街並み、人物、別荘、花、鳥などの写真約100点と、初版本・原稿・書簡・絵画・初出紙誌などの文学関連資料約150点を展示いたします。
(終了しました)
冬季休館中
2015.12.1~2016.2.28まで、軽井沢高原文庫は冬期休館とさせていただきます。
2015年10月24日(土)13時~(終了しました)
文学散歩 晩秋の追分を歩く ~追分ゆかりの作家たち編~
追分に点在する文学ゆかりの場所、作家ゆかりの別荘などを当館学芸員がご案内します。
[日時]2015年10月24日(土)午後1時~2時半 ※小雨決行
[講師]当館学芸員
2015年7月18日(土)~10月12日(月)(終了しました)
北陸新幹線の金沢開業を記念し、金沢出身の詩人・作家、室生犀星(1889-1962)の文学世界を紹介する夏季特別展。室生犀星は1920年(大正9)に初めて軽井沢を訪れて以来、亡くなる前年の1961年(昭和36)まで夏の多くを軽井沢で過ごしていました。 「杏つ子」「碓氷山上之月」「木漏日」はじめ軽井沢を舞台にした小説・詩・随筆も数多く、堀辰雄、芥川龍之介、川端康成、正宗白鳥、萩原朔太郎、立原道造、中村真一郎、福永武彦をはじめ、当地でさまざまな文学者と交友を深めました。 本展では、初期作品等に濃密に描かれた金沢と、毎夏の3ヶ月を過ごした軽井沢について、犀星作品などを通じて紹介する予定です。
2015年9月5日(土)、10月3日(土) 各13時~(計2回)(終了しました)
辻邦生山荘見学会
一昨年、ご遺族から当館に寄贈いただいた辻邦生・佐保子夫妻の軽井沢山荘を、昨年に引き続き、特別公開します。山荘内部および周囲を当館学芸員がご案内します。辻山荘は1976年建築。設計・磯崎新。なお、今年の第1回は終了しました。
[日時]②2015年9月5日(土)午後1時~2時半<ご予約を締め切りました>
③2015年10月3日(土) 午後1時~2時半 <ご予約を締め切りました>
 
2015年8月22日(土)14時~(終了しました)
高原の文学サロン
「室生犀星を語る」
[対談] 小島千加子(文芸評論家・元「新潮」編集者)、室生洲々子(室生犀星孫・室生犀星記念館名誉館長)
[日時]2015年8月22日(土)午後2時~
[会場]軽井沢高原文庫中庭
2015年8月8日 (土)、8月9日(日) 13時/17時(計4回)(終了しました)
軽井沢演劇部、4度目の夏の新作は、今から300年ほど前、イギリスの偉大なる風刺作家、ジョナサン・スイフトが、当時のイギリス社会を風刺するために書いた、「ガリバー旅行記」です。 日本では、子供向けの本として第1章「リリパット」が有名ですが、実はその先に、まだまだガリバーの奇想天外な旅は続き、江戸時代、鎖国中の日本も訪れているのです。今回の朗読劇では、その破茶滅茶で、思わぬ展開もある、2章、3章もご紹介します。
また、広島原爆被災者でもあった、原民喜の翻訳が「ガリバー旅行記」に託したもの、戦後70年を迎える今だからこそ、お伝えできればと思います。
2015年8月1日(土)14時~(終了しました)
高原文庫の会
「私の軽井沢と室生犀星」
[お話] 浅田次郎(作家・日本ペンクラブ会長)
[日時]2015年8月1日(土)午後2時~ 
[会場]軽井沢高原文庫中庭
2015年4月24日(金)~7月13日(月)(終了しました)
戦後、軽井沢に長く住んだカメラマン幅北光氏(1905‐83)が1920~70年代にかけ、当地で撮影した人物・風景等の写真約千点を2015年2月、ご遺族から当館に寄贈いただきました。今回、その中から作家・芸術家等約100点を文学関連資料約150点とともに初紹介します。 正宗白鳥、野村胡堂、吉川英治、中西悟堂、沖野岩三郎、吉田絃二郎、室生犀星、岸田國士、西條八十、芹沢光治良、吉屋信子、小山いと子、川口松太郎、石坂洋次郎、阿部知二、ポール・ジャクレー、小山敬三、梅原龍三郎…。
2015年8月13日(木)~2015年11月30日(月)(終了しました)
夜空の昆虫展「神話と星座と虫の名と」
虫が好きだった室生犀星の展覧会にちなんで、ギリシャ神話の神々が星座となり、虫の学名になっていることを、実物の昆虫標本で表現しました。(協力:日本アンリファーブル会)
[会期]2015年8月13日(木)~2015年11月30日(月)
[会場]堀辰雄1412番山荘内
2015年10月16日(金)~11月30日(月)(終了しました)
本館2階展示室にて、明治から今日に至るまでの軽井沢ゆかりの作家約50人余の、軽井沢を描いた文学作品約200点を、著作、原稿、書簡、初出紙誌、写真、絵画等の館蔵資料で紹介しています。軽井沢の豊穣な文学を一望することができます。(主な文学者:有島武郎、正宗白鳥、室生犀星、芥川龍之介、片山廣子、川端康成、堀辰雄、立原道造、津村信夫、岸田國士、芹沢光治良、阿部知二、円地文子、中野重治、佐多稲子、芝木好子、壺井繁治・栄、中村真一郎、福永武彦、加藤周一、辻邦生、北杜夫、遠藤周作ほか)
2015年6月6日(土)13時~(終了しました)
参加費:2000円<要予約>
定員:15名
講師:当館学芸員
予約受付は5月1日(金)午前9時~ EメールかFAXのみで受け付けます。
E-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp
FAX:0267-45-6626
※満員となり、予約を締め切りました。
2015年3月1日(日)~4月20日(月)(終了しました)
東日本大震災から4年を迎えるのを機に、浅間山の噴火や噴煙を描写した詩、小説、戯曲などを肉筆資料、著作、初出紙誌など約150点で紹介します。全国文学館協議会の共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」に参加。
2014年7月19日(土)~2014年10月13日(月)(終了しました)
ユーモアと風刺に富んだ著作で知られる作家で精神科医のなだいなだ氏の没後1年を記念した特別展。半世紀にわたり夏を過ごしたゆかりの軽井沢の地で、なだいなだ氏の文業を振り返る初の展覧会。フランス人女性と結婚し、4人のお嬢さんをフランスで教育したなださんの、フランスと軽井沢、日本人とフランス人など、新たな視点での紹介コーナーも設けます。資料点数約200点。
2014年10月17日(金)~2014年11月30日(日)(終了しました)
明治から今日に至るまでの軽井沢ゆかりの作家約50人の、軽井沢を描いた代表的作品約200点を収蔵資料をもとに紹介します。
2014月9月4日(土)・10月4日(土)(終了しました)
2013年にご遺族から当館に寄贈いただいた作家の辻邦生さん(1925~1999)の山荘を特別公開します(試験公開)。また辻さんがよく散策していた山荘周辺を当館学芸員とともに歩きます。辻山荘は1976年建築。設計・磯崎新。
2014/08/24(日)(終了しました)
作家で精神科医という似た立場で1960年代からずっとなだいなださんとお付き合いのあった加賀乙彦館長に、なださんについての思い出などを語っていただきます。また、なだ作品を、俳優の矢代朝子さんに朗読していただきます。
2015年5月17日(日) 13時~(終了しました)
参加費:1000円<要予約> 
定員:15名
講師:当館学芸員
集合場所:旧軽井沢・軽井沢観光会館に13時
2014年08月09日(土)(終了しました)
「パパのおくりもの」などの作品にも登場し、なだいなださんをもっとも身近に見てこられたご家族に、数々のエピソードや思い出を高原の森の中で披露していただきます。
2014年8月2日(土)~2014年8月3日(日)(終了しました)
チェーホフの名作『可愛い女』を、沼野充義の新訳により朗読劇化。 ユーモア短編作品の数々と共にお楽しみください。
2014年4月24日(木)~2014年7月14日(月)(終了しました)
四季派の抒情詩人立原道造の生誕100年を記念し、「立原道造と軽井沢」展を開催します。立原道造の詩的世界を育んだ軽井沢において、立原と当地の関わりを中心に彼の足跡を紹介するものです。詩稿、設計図、パステル画、書簡、著作、初出誌、建築模型など貴重な資料約200点を展観します。
2014年6月21日(土)~2014年6月22日(日)(終了しました)
昨年8月軽井沢、12月東京、神田教会で上演し、好評を博した、死刑囚正田昭の獄中からの手紙の朗読、再々演。
2014年6月15日(日)(終了しました)
昨年の睡鳩荘公演での好評だった作品の再演、オープニングトークの3人が再登場します。
2014年6月14日(土)(終了しました)
星野リゾートの前身である星野温泉が営業を開始して、今年で100年。
当時のエピソードなどが書かれた文献を、ゆかりの文学者の作品と共に軽井沢演劇部が朗読します。
2014年5月17日(土)(終了しました)
文学散歩 新緑の追分を歩く
~立原道造(生誕百年)ゆかりの場所を訪ねる~
2014年3月8日(土)~2014年4月20日(日)(終了しました)
東日本大震災から3年になるのを機に、文学作品に登場する浅間山の噴煙や噴火を描写した文学作品を紹介。詩や小説、短歌、戯曲、随筆など、明治以降の文学者約50人の初版本、原稿、書画など約250点を展示。全国文学館協議会が主催する第2回共同展示「3.11 文学館からのメッセージ—天災地変と文学」に参加。
2013年12月8日(日)(終了しました)
この夏、軽井沢高原文庫のイベントで行われ好評だった、死刑囚・正田昭の手紙の朗読と、加賀乙彦館長のお話の会を、歴史あるカトリック神田教会でさせて頂けることになりました。獄中の正田昭に洗礼を授けたフランス人のカンドウ神父は、偶然にも1928年に作られた現在の聖堂の献堂式で記念講演を行っています。正田が最も尊敬していたそのカンドウ師との思い出は、朗読する手紙の中でも幾度となく出てきます。
そんな縁のある教会で行うクリスマスシーズンの朗読会、軽井沢演劇部の東京での特別な会として、心あたたまる時間になればと思います。
2013年10月31日(木)~2013年11月30日(土)(終了しました)
『ふるさと文学さんぽ・長野』の刊行を記念して、軽井沢エリアにおける明治から平成にいたるまでの軽井沢ゆかりの文学作品約150点を紹介します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
bar
軽井沢高原文庫
TEL.0267-45-1175
FAX.0267-45-6626
〒389-0111
長野県北佐久郡軽井沢町長倉202-3